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総合学習研究室メンバー紹介

総合学習研究室 研究代表

  • 土井妙子

    土井妙子 金沢大学教授

    2006年秋に金沢大学に着任しました。学生時代より総合学習に興味を持ち、なかでも公害・環境教育論を専門としてきました。四日市や水俣といった四大公害をはじめとする日本の公害問題と教育について、加えて福島第一原発事故後は、事故による社会や教育への影響について現地調査を繰り返して研究しています。公害・環境教育論は被害者を救済したり、被害を予防したりするためにあります。普段の仕事を通して環境の守り手を育てられたらとも考えています。

共同作成者(50音順)

  • 明日香壽川

    明日香壽川

    東北大学東北アジア研究センター・同環境科学研究科教授 / 東京大学大学院工学系研究科修了 博士(学術) /(財)地球環境戦略研究機関気候変動グループ・ディレクター(2010-2012年) 専門は環境科学政策論。著書に『グリーン・ニューディール: 世界を動かすガバニング・アジェンダ』(岩波書店、2021)など。

  • 後藤忍

    後藤忍

    福島大学教授 / 博士(工学) 専門は環境計画、環境システム工学、環境教育。福島第一原発の事故後、福島大学放射線副読本研究会を組織し、独自の放射線副読本を作成。また、福島県環境創造センター交流棟「コミュタン福島」や「東日本大震災・原子力災害伝承館」、「ウクライナ国立チョルノービリ(チェルノブイリ)博物館」の展示内容の分析なども行っている。著書・共著に『みんなで学ぶ放射線副読本』(合同出版、2013)、『「コミュタン福島」は3.11以降の福島をどう伝えているか』(フクシマ・アクション・プロジェクト、2018)など。

  • 田口真奈

    田口真奈

    京都大学准教授 / 博士(人間科学) 専門は教育工学、大学教育学。著書・論文に『教育工学選書II第6巻、教育工学における大学教育研究』(共編著、ミネルヴァ書房、2020)、「授業のハイブリッド化とは何か-概念整理とポストコロナにおける課題の検討-」(「京都大学高等教育研究」26、2020)など。

  • 立石雅昭

    立石雅昭

    新潟大学名誉教授 / 理学博士 専門は地質学。著書に『地震列島日本の原発: 柏崎刈羽と福島事故の教訓』(東洋書店、2013)、『原発再稼働と自治体 民意が動かす「3つの検証」』(共編著、自治体研究社、2018)など。

  • 種市靖行

    種市靖行

    整形外科専門医 / 1991年医師国家試験取得 2006年3月福島県郡山市にて整形外科クリニック開業、2011年3月原発事故被災。現在は石川県にて整形外科医として勤務しながら、月1回福島県郡山市の病院にて甲状腺検査も行っている。
    資格:日本整形外科学会専門医・日本運動器科学会専門医・福島県県民健康調査甲状腺検査者

  • 西﨑伸子

    西﨑伸子

    芸術文化観光専門職大学教授 / 博士(地域研究) 専門はアフリカ研究、環境社会学。主要論文に「第5章 避難指示の外側で何が起こっていたのか——自主避難の経緯と葛藤」(『シリーズ 環境社会学講座 3 福島原発事故は人びとに何をもたらしたのかー不可視化される被害、再生産される加害構造』関 礼子・原口 弥生編、新泉社、2023)など。

  • 藤岡達也

    藤岡達也

    滋賀大学教授 / 博士(学術) 専門は防災・減災教育、科学教育、環境教育・SDGsなど。著書に『SDGsと防災教育』(大修館、2021)、『1億人のSDGsと環境問題』(講談社、2022)など多数。

  • 牧野淳一郎

    牧野淳一郎

    神戸大学特命教授 / 学術博士 専門は宇宙物理学、惑星科学、計算機科学(並列計算機アーキテクチャ)。「科学」(岩波書店)に「3.11 以後の科学リテラシー」を連載中。

  • 山川剛史

    山川剛史

    東京新聞編集委員 三重県伊勢市生まれ。筑波大学卒業後、1989年中日新聞社入社、政治部や経済部、特別報道部などを経て、社会部デスクの時に3.11。以後、原発取材班のデスクを担当し、2018年3月からは編集委員として自ら現場に出かけ取材を続ける。共著に『レベル7』(幻冬舎、2012)、『原発報道』(東京新聞出版、2012)。2012年には取材班として第60回菊池寛賞。